角砂糖の大粒が無くなります
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さて今回のタイトルの「角砂糖」ですが、若い世代の方々はいまひとつピンとこないかもしれません。
このように、あまり印象に残らない程まで使用される機会が減り、知名度が低下した影響もあるのかもしれませんが、
角砂糖(大粒)が市場から無くなってしまいます。
角砂糖の大粒(1粒が約6g)の製造は先月2023年2月末日で終了し、今では在庫を残すのみという状況です。
日本国内で唯一このサイズの角砂糖を製造販売していたメーカーの角砂糖を製造する機械が老朽化し、
新しく買い替える時期を迎えたのですが、角砂糖の需要はこの20年ほどで激減しており、
機械を更新して製造を続行するだけの費用が賄えないために製造終了となりました。
今のところ、角砂糖の小粒(1粒が約3.3g)は複数社で製造が続けられておりますが、
こちらも製造する機械が寿命を迎えた場合、製造が終了する可能性が高いそうです。
昭和の時代には、喫茶店やご家庭でもよく使われ馴染みのあった白い立方体の角砂糖ですが、
数年後には姿を消してしまうかもしれないと考えますと、何とも寂しいものです。
お砂糖には賞味期限はありません。ご興味を持たれた方はこの機会に角砂糖をお使いになってはいかがでしょうか。